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厨子のこと

厨子(ずし)は、大切な存在を納めるための特別な箱。
その始まりは、食べ物や器を入れる生活の道具でした。


日本に伝わると仏教と結びつき、仏像や経典を安置する聖なる容れ物へと姿を変えます。
奈良・法隆寺に伝わる国宝「玉虫厨子」はその代表格で、飛鳥時代から今日まで人々の祈りを受け止め続けています。

 

そして現代 ― 厨子は仏具としての役割を超え、「大切なものを守り、暮らしを整える家具」として新しい役割を持ち始めています。
心を落ち着ける空間を生み出す、過去と未来をつなぐ調度品なのです。

”祈りの場”としての厨子

”祈る”というとどんな場面を思い浮かべるでしょう。
初詣や七五三などの季節の行事、受験や結婚式など人生のイベント、葬儀や法事など故人と向き合う時などでしょうか。
しかしそういった特別な日だけでなく、ささやかな祈りは日々の暮らしの中にも息づいています。
「行ってらっしゃい」は相手の無事を思い、「いただきます」「ごちそうさま」「おかげさま」には、自分を生かしてくれている存在への感謝も含まれているのでしょう。
私たちの生活には、自然と祈りが溶け込んでいるのです。


近年ライフスタイルの変化から、日常の中で手を合わせる機会は減りつつあります。
それは伝統的な様式の仏壇を、生活空間に取り入れ辛くなったことも一因だと思います。


『大切な存在を感じられる場所』

『手を合わせ、こころを整えられる場所』

形にとらわれず、より自由に取り入れられるようにしたい。

そんな想いと共に、一つ一つ製作しています。
 

厨子は、現代の暮らしに寄り添う“祈りの場”

そして、あなたの大切な存在を納める”家”です。

祈る女性
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